一般のお客様

オールLPガス住宅

近い将来、器具類の大型化やシステム化による便利性や
快適性が向上し、LPガスの利用はますます進みます。
その暮らしの一部をご紹介しましょう。

LPガスとは?

LPガスは、液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)の頭文字をとったもので、通常の状態では気体の石油ガスを圧縮して液化したものです。その成分はプロパンやブタンなどの炭化水素ですが、家庭用に供給されているLPガスはプロパンが主成分なので一般にプロパンガスと呼ばれています。

Liquefied

Petroleum

Gas

LPガスの性質

LPガスのここがすごい

ガスも選ぶ時代です。

高品質のLPガスなら
いつまでも安心してお使いいただけます。

LPガスの正しい使い方

  1. 火がついたことを必ず目で確認してください。

    • ガス器具のそばには燃えやすいものを置かないで下さい。
    • 風や煮こぼれで火が消えたり、てんぷらを揚げるときなど、
      鍋の油に火が着くことがあります。その場を離れないようにしましょう。
  2. 点火しない時は一旦スイッチを切り、
    間をおいてから再度点火して下さい。

  3. ガス使用中はその場を離れないで下さい。

  4. ガス器具を使用する時は換気扇を回したり、
    窓などを開けたりして必ず換気をして下さい。

  5. 元栓は全開で使用し、使用後は完全に閉めて下さい。

    • 外出・就寝時には、必ず元栓が閉まっていることを確かめて下さい。
  6. コンロの「ごとく」などの付属品は、
    専用のものをご使用下さい。

    • 専用以外の「ごとく」などの使用をすると、一酸化炭素が多量に発生することもあります。
  7. ガスの炎はいつも青い炎の状態でご使用下さい。

    • 赤っぽい炎は不完全燃焼しているので危険です。

Use safety

安心をささえる安全器具

ガス漏れ事故を防止するために

  • ヒューズガス栓
    (コンセントタイプ)

    ゴム管が外れるなどして、ガスが大量に流れると自動的にガスを止めます。

  • 燃焼器具用ホース
    (コンセント継手)

    取付け、取外しがワンタッチで確実です。コンセントタイプの元栓に使用します。

  • 立消え安全装置
    付きコンロ

    風や煮こぼれなどで火が消えると安全装置が働き、自動的にガスを止めます。

さらに安心の為に

  • マイコンメーター

    ガスメータに内臓されたマイコンと遮断弁の働きで、ガスもれなどガスの流れに異常があるとガスを遮断します。また、S型保安ガスメータは、大きな地震の際にもガスを止めるなど、さらに保安機能が充実しました。

  • ガス漏れ警報器

    ガスもれを素早く感知してブザーで知らせます。また、マイコンメータと連動するタイプでは、ブザーで知らせると同時にマイコンメータに信号を送り、マイコンメータがガスを遮断します。

  • CO警報器

    不完全燃焼などで発生した一酸化炭素を感知してブザーで知らせます。

一酸化炭素中毒事故を防止する為に

  • 屋外設置式給湯器または風呂がま

    ゴム管が外れるなどして、ガスが大量に流れると自動的にガスを止めます。

  • 不完全燃焼防止装置付き小型瞬間湯沸器

    取付け、取外しがワンタッチで確実です。コンセントタイプの元栓に使用します。

火災を防ぐために

  • 過熱防止装置付きコンロ

    風や煮こぼれなどで火が消えると安全装置が働き、自動的にガスを止めます。。

その他の安全装置

  • ガスもれ警報遮断装置

    ガスメータに内臓されたマイコンと遮断弁の働きで、ガスもれなどガスの流れに異常があるとガスを遮断します。また、S型保安ガスメータは、大きな地震の際にもガスを止めるなど、さらに保安機能が充実しました。

  • 対震自動ガス遮断器

    ガスもれを素早く感知してブザーで知らせます。また、マイコンメータと連動するタイプでは、ブザーで知らせると同時にマイコンメータに信号を送り、マイコンメータがガスを遮断します。

  • ガス放出防止器

    不完全燃焼などで発生した一酸化炭素を感知してブザーで知らせます。

安心の集中監視システム

LPガス集中監視システムとは、お客様宅に設置された通信機能を持つマイコンメータと集中監視センターを電話回線で結び、お客様宅から自動的に送られてくる保安情報をセンターが24時間監視するシステムです。 万一ガスもれなどの異常が起きた場合、センターから適切な指示をしてガス事故を未然に防止するもっとも進んだ安心の事故防止システムです。

もしもガスが漏れたら

あわてず落ち着いて行動しましょう

  • 室内の火はすべて消します。

  • 元栓・器具栓を閉めます。

  • 窓や戸を大きく開け、新鮮な空気を入れてガスを追い出します。

  • 販売店に連絡し、点検を受けるまではガスを使用しないで下さい。

絶対してはいけないこと

  • コンセントや電気のスイッチにさわらないで下さい。

  • 換気扇を回さないで下さい。

  • マッチ、ライターで火をつけたり、タバコなどを吸わないで下さい。

販売店への通報手順

  • 01

    お名前を伝えてください。
  • 02

    ご住所をお伝えください。
  • 03

    場所の目印となる所をお伝えください。
  • 04

    現在のガス漏れの状況を説明してください。
  • LPガス販売店に連絡し、点検を受けるまでガスを使わないで下さい。

災害時の対策

火災のときは

容器バルブを閉め、消防署員などに容器の位置を知らせ、後の処理を頼んで下さい。

地震のときは

器具栓、ガス栓を閉め、火をすべて消し、ゆれの大きかった時はおさまった後で容器バルブも閉めて下さい。

洪水の恐れが
あるときは

容器バルブを閉め、容器が倒れたり流されたりしないか、しっかり固定されているか確かめて下さい。

災害時における注意点

  1. 災害後に再びガスを使用する時は、必ず販売店の点検を受けて下さい。
  2. 異常があった時は、住所、氏名、電話番号、状況などを至急販売店に連絡して下さい。

災害に強いLPガス

地震や台風、洪水などの災害は、私たちの暮らしに大きな被害をもたらします。中でも、炊事、暖房、お風呂などに欠くことのできないガスの供給が止まると、長期間にわたって予想もできない苦しい生活を強いられます。LPガスはどんな場所でも使えて、容器を直接お客様のところまでお届けするので、地震などの災害が起こっても、いち早く復旧ができ、ご不便をおかけすることはありません。

また、災害時には安全機器が働いて、二次災害を防止します。

阪神・淡路大震災でもLPガスによるガス事故はゼロ

地震発生後、ただちに適切な対応がLPガス販売店、そしてお客様によって行われたケースが多く、これによってLPガスによるガス事故を未然に防ぐことができました。

LPガス料金のしくみ

LPガス料金は都市ガスや電気などの認可料金とは異なり、ガソリンや灯油などと同様に自由料金となっています。
従って、LPガス料金は販売店毎に異なります。
また、LPガス料金体系には、二部料金制、三部料金制、最低責任使用料金制、複数料金制などがあります。

二部料金制

基本料金 (固定費用)

  • LPガス容器やガスメーターなど
  • ガスを供給する為の設備費用など
  • 保安や検針にかかる費用など

従量料金

  • ガスの原料費など
  • ガスの配送費など

三部料金制

基本料金+従量料金+設備利用料金
3つを組み合わせた料金体系

設備利用等料金

二部料金制では、基本料金に含まれている設備利用等料金を
別立てにした費用

  • 集中監視システムなどを使用している場合はその利用料
  • ガス漏れ警報器の利用料
  • ガス消費設備などを販売店から借り受けている場合の費用 など

最低責任使用料金制

一定の使用量までは、使用量の多少にかかわらず料金が固定されており、一定の量を超えるとその超えた使用量に応じた料金が加算されるものです。

複数料金制

複数の料金制度があり、お客様はガスの使用量に応じ、
自らに合った料金制度を選択できる仕組み。

よくあるご質問

よくあるご質問は(一社)全国LPガス協会のホームページをご覧ください。

価格については石油情報センターの調査結果を参考にしてください。